これからも続く物語にーM!LK 1st ARENA “HAPPY! HAPPY! HAPPY!” 感想

 

行ってきましたーーーー!楽しかった!!!!!

 

とにかく楽しんでね!というメッセージを当日まで至るところで受け取って、それはまあ期待感でいっぱいの状態だったんですが、同じくらい(いやそれ以上)に緊張しまくりでした。

 

というのも、わたしは5月に横アリ公演が発表されたのをきっかけにFC入会・ライブ申込・アルバム予約など転がり落ちていった人間なので(沼落ちブログ参照)、個人的にも思い入れが深くなること間違いなしの公演と分かっていたからです。

あとM!LK単独では初めての現場だったんですよね・・・初現場が横アリだなんて本当に贅沢すぎる・・・、ちゃんとペンラ振れる?C&Rできる?知らない曲出てきたとき大丈夫そう?*1とかまあ色々とよぎったんですけど、全部杞憂でした。楽しかったな・・・何回でも言いたいくらい楽しかったし、配信見返して楽しさを何倍にも膨らませて今に至ります。円盤化されたらこの幸せも倍増だな・・(強欲)*2

 

うれしい・たのしい・だいすきトリプルコンボのライブだったのに加え、初めてのM!LK現場の感想としてどうしても残しておきたかったのが本編ラストについて。備忘も兼ねて個人的な解釈と感想をつらつら書きたい、という気持ちで書きます。

 

ライブ終盤、和気藹々としたMCから吉田さんの挨拶があったのですが、この言葉たちがとても胸を掴まれましてー・・・これも残しておきたい。

本当に、この半年間をこの1日だけのために費やしてきたといっても本当に過言じゃなくて、初めてのアリーナって1回しかなくて、だからものすごいやっぱり、みんなで頑張ってここまで来れたな、っていうのはすごい感じます。だし、本当にこの横浜アリーナに僕たちが立てているのも、ここに立つためにサポートしてくれたスタッフさん、本当にたくさんの人が関わってくれていて、そういう人たちが僕たちのことを支えてくれることも、もちろんこの5人でずっと活動できることも、そして皆さんが応援してくれていることも、本当に1個も当たり前なことなんてなくて。それをこの“HAPPY! HAPPY! HAPPY!”を通じて痛感したというか。これからもずっと皆さんにとっての、なんていうんだろうな、幸せであれたらいいなっていうのはすごく本当に今日、感じました。

で、まあ次の曲行くんですけど、次の曲が、僕たちのことをずっと近くで見てきた同期っつーか、もう友達っすね。友達が僕たちに託してくれた曲で。すごいやっぱ、なんだろうな、僕たち自身で作詞してもこんなことは書かないだろうなっていうくらい今までの葛藤だったりとか、そういうのもあるけど、これからの希望だったりとか。そういうのを彼ら自身の目線で書いてくれた曲があるので、そちらを聞いていただければと思います。改めまして皆さん、本日は横浜アリーナにご来場いただきましてありがとうございました。

引用元(配信より書き起こし、2024/2/13リンク先更新):M!LK 1st ARENA "HAPPY! HAPPY! HAPPY!" - 動画配信 | U-NEXT 31日間無料トライアル

 

同期っつーか、もう友達っすね・・
友達が僕たちに託してくれた曲で・・・*3

の言葉で次の曲を理解したものの、いざイントロがかかって5人の姿を見ると、本編の終盤、この位置にコトノハを持ってくるんだ・・・・・・というのがじわじわと込み上げてきました。瑞々しく疾走感のあるメロディーを聞きながら、固唾を飲むような気持ちで見つめていました。

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個人的にはアルバムJewelの中で3本の指に入るくらい好きな楽曲なので、横アリ公演でやるかな!やってほしいな!やるでしょ!やってください!♡くらいの気持ち(だいぶ圧強いか)だったのですが、正直ここで披露されるとは。なんの迷いもなくMilestoneがこの位置だろうな思っていたんですよね。*4

 

言霊って信じてる?
ありえないような話かも
だけどさ
なぜかいつも口にしてるよ

運命って信じてる?
ありえないような話かも
だけど
なぜか僕らだけは胸張って言えるから

引用元:M!LK コトノハ 歌詞 - 歌ネット

 

イントロからずっと吉田さんをロックオンしていたのですが、落ちサビで5人が輪になって向かいあう瞬間、ようやくそれぞれの表情を見て、刺されたような感覚になったんです。ああそうか、そうだよな、と。

さくらしめじのおふたりが間近で見た彼らの葛藤や、彼ら自身が大変だったと語るときに思い出される光景は、彼らを知って1年も満たないわたしの知らない・知ることのできないもので。それは想像したり推し量ることはできたとしても、彼らが今まで過ごしてきた時間や感情はどんなに手を伸ばしても知りえない世界にある、というのを強く突き付けられた瞬間でもありました。

 

ただ、それでも。

順々に繋がれていく彼らの歌声を聞きながら、“彼らの過去を絶対に理解することはできない”と思うのと同じくらい強く、“今目の前で彼らが歌っている瞬間をいつまでも覚えていたい”と思ったんです。誰かが切り取った映像ではなく、自分の目で。彼らが積み重ねていく瞬間を、同じようにわたしも見ていたい、と。

 

諦めることも
立ち止まることも
その理由さえも
僕らにはないから

とめどなく流れる
この想いを胸に
歌い続けてる
僕らがいるから

引用元:M!LK コトノハ 歌詞 - 歌ネット

いま振り返ると、わたしがそう思ったのはコトノハを歌う吉田さんを食い入るように見つめていたからかもしれません。

終始まっすぐ前を見据えるような力強い眼差しで、歌詞のひとつひとつを確かめたり慈しむように。目の前の相手へ思いを届けるように、時には高らかに飛ばすように歌い、横浜アリーナの真ん中のステージに立っていた吉田さん。彼の心象は彼自身の中にしかないものだけど、いま彼の姿を見つめているわたしの一瞬は確かにここにあって、心動かされた瞬間も確かに存在しているというのをひたすらに噛みしめる時間だったような気がします。

あと、わたしが目を離せなかった彼の姿は見逃し配信ではあまり残っていなくて、だからこそ強烈に記憶の中に残っているのかもしれません。温かくも力強い歌声と彼がステージに立つ姿を焼き付けることができて良かったなあ。脳裏にある吉田さんの姿と、配信で残っている他4人の表情も同じように記憶に残せる環境に感謝です。ライブ生配信&見逃し配信あり、ってやっぱりすごい。*5

 

そして、あ~・・コトノハが終わってしまった・・・・としんみり暗転したのもつかの間、

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イントロのキラキラしたメロディーがかかった瞬間に、会場もヒエ~・・・ってなったし、わたしも脳内でマジ!?って叫びました。だってアルバム1曲目(かつ勝手にライブでも1曲目だと思っていた)がここで披露されるのマジか、、と思いながら明転した瞬間飛び込んできたのが、

 

みんなすごいにこにこして行進してる・・・!!!?(混乱)(号泣)

まーーーーじで何が起こってるのか一瞬わかんなかった、明転した瞬間にみんなセンステでおもちゃの兵隊みたいに四方八方に向かって行進してるんですよ・・嘘じゃないよ・・・

キラキラメロディーに合わせてにこにこ行進している4人(佐野さんはマイク持って「最後の曲でーす!」ってにこにこしてた)のを見て、本当、自分でもびっくりするくらいどばーーーっと涙が止まらなくて。

いやさっきのコトノハが感動ポイントだったのではと自分でも思うんだけど、うまく堪えられていたのがにこにこ楽しそうな姿を見て決壊してしまった。だって本当に数秒前まであんなに泣いていたのに。目を潤ませてたのに。まっすぐ万感の思いみたいな表情してたのに!!!今なんかよく分からない行進してにこにこ笑い合ってるの・・・なに・・みんな可愛い・・・たのしそう・・眩しい・・・(混乱)

 

そしてこのAiシャンデリアを見ながら思ったのは、彼らが最後までひたすらに"楽しい"を届けてくれようとしているんだ、ということでした。

 

先頭で腕ぶん上げてる吉田さん(いい写真だな~)*6

 

例えばコトノハのように今までの軌跡と未来を想起させるような、いわゆる"エモ"を前面に押し出してドラマチックに初アリーナ公演を締めくくるのも一案だと思うんです。むしろ、そういう決意表明の場としてふさわしい条件は十分に揃っていたと思う。それでも“HAPPY! HAPPY! HAPPY!”のタイトル通り、彼らはひたすらに“楽しい”を届けることを選んだことに胸を打たれました。

 

I love your story
そう思い合える想い
消えない限り
物語は続くんだ

引用元:M!LK Aiシャンデリア 歌詞 - 歌ネット

コトノハの終盤にある「とめどなく流れるこの想いを胸に 歌い続けてる僕らがいるから」という歌詞と、Aiシャンデリアの「物語は続くんだ」に繋がりを感じて、この初めてのアリーナ公演は終着点ではなく、この先もまだ続いていくというのが彼らのメッセージではないかなとわたしは解釈して受け取りました。「夢って疑いそうな今日という日が入口になる」「まだまだ行こう」っていう歌詞なんて、まさにそのメッセージ通り。

 

そしてそんなこれからも続いていく彼らの物語に、自分も招かれたような気分になったんです。モニターに映し出された数々のフロートはまるでパレードみたいで(暗闇にネオンが輝いていてエレクトリカルパレードみたいだった)、それらと一緒に、彼らを先頭にして一緒に歩みを進めているような。赤い衣装でくるくる舞い踊り、花道を突き進む5人を見ながら、流れる音楽と歩みに合わせてペンライト振り、ああいま同じ時間を共有している、この物語の中に自分がいる、と痛烈に感じてまた泣いてしまう始末。

 

M!LKというグループを知った2月も、FC入会を決めた5月のあの日だって、自分がライブを経てこんな感情になるなんて全然想像もしていなかった。開演を待つ間、自分がこれから何を目撃するのか期待と緊張でいっぱいだった自分に教えてあげたいくらい。

ひたすらに楽しい時間が待っていること。この瞬間だけでなく、この先もまだまだ一緒に行こうよとこちらの手を取ってくれること。そんな彼らが見つめる横浜アリーナの景色に自分がいること。笑顔できらめきを振り撒く5人の姿はまさに「愛のEvangelist」でした。

 

演出でいちばん大切にしてるのは、来てくれた人みんなに幸せになって帰ってもらうこと。そして、初めてM!LKのライブに来た人でも楽しめるようにすること。僕らはアイドルだから、僕らのことを知らない人でもエンターテインメントとして楽しめる空間を作りたいなと思ってます。

今回のライブのタイトルは『"HAPPY!HAPPY!HAPPY!"』。このタイトルも僕の案です。今までの傾向を見てると、やっぱり初アリーナだと気合いが入ったタイトルになりがちなんですよね。でも初アリーナだし、1日だけしかないし、とにかくその1日をすごく楽しもうよっていう気持ちでつけました。

引用元:【M!LK】祝! 初アリーナワンマンライブ決定、スペシャル企画! Road To ARENA【塩﨑太智】 | JUNON TV

 

天才・塩﨑ワークス!というのはもう色んなところで聞いていたし、み!るきーずからこんなにも信頼される演出家・塩﨑さんって本当にすごいな〜〜と思っていたのですが、この日を以てようやく自分の言葉で話せるようになりました。塩﨑さんって本当~~~にすごい!!どの楽しい演出にも塩﨑さんの愛がたっぷり凝縮されているようで、あのライブが愛そのものだなあと思います。

というのも、ハッピーをテーマにした公演でどうやって緩急を付けるんだろうな・・どの曲がバランサーになるんだろ・・・というのがずっと気になっていて。それがまさか高低差(ハッピーとアンハッピー)の緩急ではなくて、5人それぞれをフューチャーすることで違う種類のハッピーでぶん回される感じの緩急を見せてくれるとは。ここに塩﨑さんからメンバーへの愛を、メンバーからわたしたちへの愛を感じるというwin-winの最高演出。

 

そして柔太朗くんプロデュースの衣装もまた更に天才的。どれも可愛くてかっこよくて、こだわり詰まっていて素敵!!!これはわたしの好みですが、全体テーマがありつつもメンバーそれぞれで細部が異なる衣装が本当に大好きなので、どの衣装も本当に甲乙付けがたいくらい好きでした。「それぞれに合いそうな形」を考えてくれた柔太朗くんの愛を至るところからひしひしと感じる。横アリにいた全ての人にどの衣装が好き?衣装のどの部分が好き?ってめちゃくちゃ聞いて回りたい。

 

 
 
 
 
 
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ライブ全体を通して、誰も取りこぼすことなく彼らがこちらへ手を差し出してくれるような愛を感じたのはもちろん、彼らがパフォーマンスの随所で眩しいくらいのきらめきを溢していたのもまた本当に良くて。

というのも、客席に向ける表情だけでなく、色々な曲で肩を組んだり円になってお互いの表情を見遣ったりする姿がたくさんあったんです。そのときの5人って眩しいくらいに光っているんですよ。彼らそれぞれが全身で“楽しい”を感じていて、それを同じように共有できている5人の関係性にわたしは愛を感じました。

サプライズとして金髪披露した佐野さんも(その心意気が超エンターテイナーで痺れます本当に)、本人曰く頑張りすぎて声枯れちゃった柔太朗くんも(吐息混じりのlast moment最高だったよ!!!)、タイムキーパーから豹変して「じゃあもうみんな帰れなくていいんだね!?じゃあおれずーーっと喋るよ!!」と捲し立てた塩﨑さんも(可愛すぎ)、「み!るきーずが僕の宝物だよー!」と叫んでくれた舜太くんも(とっっっっても大切舜太くん)、ギター弾き終わってからの「ありがとう」をかっこつけちゃった吉田さんも(最高)。みんなそれぞれにあの時間を楽しさと幸せで漲らせているようで、そしてその姿を自分の目で見ることができて同じ時間を一緒に過ごせたこと、本当に、本当に幸せしかない時間でした。

 

いい写真~!!!*7

 

そしてこんなにたくさんの幸せと愛を届けてくれたM!LKが、今度はさらに愛と感謝を届けてくれる年間プロジェクトを発足するらしい。もう既にこんなに貰っているのに・・・!??どれだけ愛と優しさでいっぱいのグループなんだろう、M!LKって。すごいな。

彼らの愛と優しさが、これからより多くの人に届きますように、ともに物語を見届ける同士が増えますように。彼らの眼差す道筋が、どうか光に満ちたものでありますように。彼らの物語に迎え入れてもらった一人として、これからM!LKとどんな景色を見れるんだろうかとわくわくしています。

 

長ったらしく書きましたが、愛と優しさとハッピーに包まれた公演に立ち会えて本当に幸せでした。ハハハッピー!!!!!💐🍭🌷🍬🌼

 

 

 

 

 

*1:結論、セトリで知らない曲はなかったです。やっぱりサブスク環境があるの有難いですね...

*2:追記:2024/2/7に円盤発売されました嬉しいよーーー!!ちなみにU-NEXTでも見れる(マジ?)

*3:ここで「託す」という言葉を選ぶ吉田さん、好き

*4:なので中盤にMilestone披露されたときもかなり驚きました。でもイチ二ノサン~夜明け~Milestoneの流れは塩﨑さん的にもトリックありそうだなと勝手に思っている

*5:でも円盤化もよろしくお願いします!!!(大声)

*6:https://www.instagram.com/p/Cy2ej9SPev7/?igsh=MzRlODBiNWFlZA==

*7:https://www.instagram.com/p/Cy2eRvoPfiV/?igsh=MzRlODBiNWFlZA==